■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『機長からアナウンス第2便』内田 幹樹  

機長からアナウンス第2便 (新潮文庫)機長からアナウンス第2便 (新潮文庫)
(2005/08)
内田 幹樹

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内容(「BOOK」データベースより)
霧や雪の中での離着陸、機体への落雷、車輪が出ない、急病人発生!…飛行機に乗ると、誰でもヒヤリとしたことがあるはず。そんな時、コクピットの操縦士たちはどのような会話をして、アクシデントに対処しているのか。元機長の作家がこっそりあなたに打ち明けます。操縦ミス、名物機長やCAさんのこと、制服、機内食、空港の話も盛り込みました。大好評の航空エッセイ第2弾。



元A社の旅客機パイロットであり、晩年は推理小説作家として過ごした内田氏のエッセイ、というか、業界裏話暴露本の第2弾。
バーのカウンターでついポロッと漏らしてしまったような、オフレコ話が本になった前作に続いて、今回もその路線。
でも、もうちょっと男性向けかな?という印象でした。
ジャンボという乗り物を運転する上での裏話や、整備現場の実状など、車やオートバイが大好きな私には、より楽しめました。
特に、内田氏の先輩パイロット(昔は旧日本空軍のパイロットだった)が、自動操縦が利かない上に視界の悪い中、横の窓から外を見ながら完璧な着陸するエピソードは印象深くて、映画などで飛行機の着陸シーンを見るたびに思い出してしまう。


そもそも、私自身が大の飛行機嫌いにもかかわらず、実家に帰るにも飛行機に乗るしかない(しかも10時間以上!)という境遇。
以前なにかのレビューでも書いたように、“怖いもの見たさ”で手にした前作の表紙でしたが、冷静で聡明さを感じさせる内田氏の文章が、今ではすっかりお気に入りです。
残念ながら内田氏は2006年、癌のため66歳で死去されたので、この“呑んだくれエッセイ”の第3便は出版されることはないけれど、氏の推理小説はすべて入手済みなので、ゆっくりじっくり楽しむつもりです。




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『機長からアナウンス』内田 幹樹  

機長からアナウンス (新潮文庫)機長からアナウンス (新潮文庫)
(2004/08)
内田 幹樹

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旅客機機長と言えば、誰もが憧れる職業だが、華やかなスチュワーデスとは違い、彼らの素顔はほとんど明かされない。ならばと元機長の作家が、とっておきの話を披露してくれました。スチュワーデスとの気になる関係、離着陸が難しい空港、UFOに遭遇した体験、ジェットコースターに乗っても全く怖くないこと、さらに健康診断や給料の話まで―本音で語った、楽しいエピソード集。 (「BOOK」データベースより)



大の飛行嫌いのため、ホラー感覚で手にした本ですが、トリビア的要素も満載で、とても興味深いエッセイでした。
私も乗り物好き、機械好きなのでそういう意味で共感する部分が多く、特に『パイロットにはバイク好きが多い』という部分に納得しました。

私も16歳で免許を取ってから妊娠するまでの10年以上、仕事に趣味にと、ほとんど毎日オートバイに乗っていたため、一時はジェットコースターも全く怖くありませんでした。
よく「バイク、怖くないの?」と人に訊かれましたが、この感覚は著者が『スピードに置いて行かれると感じると怖い。常に自分が先を予測していればジェット機のスピードすら遅く感じる』みたいなことを書いていて、ああ、なるほどなぁ、いいことを言うなぁ、と思いました。

航空運賃が高い理由や、スチュワーデスの実態なども面白かったですが、なんといっても“乗り物を操るのが好きなオッサン”的視点からの話が一番面白いですね。

『乗客に飛行機酔いをさせないため、気流の悪いところを、激しく揺れることを覚悟でスピードを落とさずに突っ切る(=乗客は恐怖のため酔う余裕もない)』という一節では、「ヤラレタッ!そうだったのか、ちぇっ!」と、思わず叫んでしまいました。
……たぶん私は、飛行機が怖いのではなく、自分以外の人間が操縦する乗り物に乗るのが怖いんだと気づきました(笑)

パイロットが身近に感じられ、飛行機がほんのちょっぴり怖くなくなった……カモ?

(著者は2006年12月に癌で亡くなったそうで、残念です)


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内田 幹樹
東京都生れ。1965(昭和40)年、航空会社入社。ボーイング747‐400などの機長として国内線、国際線に乗務。その間十数年にわたり、操縦教官としてライン・パイロットの教育にあたった。’97(平成9)年、処女長編小説『パイロット・イン・コマンド』(原書房刊)でサントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞




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