■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

『償い』矢口 敦子  

償い (幻冬舎文庫)償い (幻冬舎文庫)
(2003/06)
矢口 敦子

商品詳細を見る


36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?感動の長篇ミステリ。 (「BOOK」データベースより)



これは非常に好き嫌いの分かれる作品だと思います。
まず、登場人物がみんな可哀想。
痛々しくて、目を背けたくなる。
主人公はホームレス探偵という、ぱっと聞いただけでは奇抜でそそられる設定ですが、彼が抱える苦悩が大きすぎて、もうそれだけで暗い小説になりそうです。

社会派ミステリという意味で、ちょっと宮部みゆきに似てるかも?と思ったんですが、もっと深い、というか、あー、やっぱり暗くて救いがないのかなぁ。
でも、正直言って私は好きです、この作品。
話の軸にもなっている「心を傷つけても裁かれないのか」とは、もうずいぶん前から私も考えていたことだったので。

解説でも書かれていますが、きっと何度も読み返すほどに、感動が深くなるんじゃないでしょうか。


★★★★★


にほんブログ村 本ブログへ
click me !
スポンサーサイト

category: 矢口 敦子

thread: 推理小説・ミステリー - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。