■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『デルトラ・クエスト〈1〉沈黙の森』エミリー・ロッダ  


デルトラ・クエスト〈1〉沈黙の森デルトラ・クエスト〈1〉沈黙の森
(2002/08)
エミリー ロッダ

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内容(「MARC」データベースより)
ここはデルトラ王国。王家に伝わる七つの宝石の魔力が、国を守っている。その宝石が影の大王に奪われた! 国を救うため、少年リーフが一枚の地図を頼りに冒険の旅に出る…。愛と友情と闘いのファンタジー。



日本語が苦手な息子が、日本語補習校の読書感想文用に選んだ作品なんですが、結局自力で読みきれなかったので私が音読してあげました。
もー、長いので喉がガラガラになりましたよぉ(笑)

ええと、息子いわく、このシリーズの原書(英語)がアメリカの小学校高学年の間で大人気で、図書館ではいつも貸出中で借りられなかったんだそうです。
なので「夏休みの読書感想はこれを」とのリクエストでした。

内容は、まぁ簡単に言ってしまうと、RPGのような冒険ものですね。
主人公が旅する世界はまるでドラクエみたい。
8つの国(というか、森とか沼とか)を旅して、魔物と戦い、1つの国につき1つの宝石を集めていきます。
ノルマを追って、アイテム集めて、経験を積んで……と、男の子を夢中にさせる要素がいっぱいですね。
ファンタジー好きなら、大人も楽しめるかもしれません。


★★★☆☆




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『キャッチ・ア・ウェーブ 』豊田和真  


キャッチ・ア・ウェーブキャッチ・ア・ウェーブ
(2005/04)
豊田 和真

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内容紹介
君のためなら、どんな波でもつかんでみせる!
あこがれの湘南で初めてのサーフィンに果敢に挑む落ちこぼれ高校生3人組。初恋の人ジュリアのために大洋は台風直後の大波に命をかけるが…。サーファーとして自然をリスペクトしていくことを3人は学んでいく。




読む前にまず驚いたのは、著者が高校生だということ。
なので正直なところ、「がっかりな文章だったらいやだなぁ」などと失礼なことに躊躇しながら読み始めたんですが……
普通でした、いい意味で。
普通に、「ヤングアダルト向けの本」という印象。

内容は、落ちこぼれの男子高校生3人が一夏に経験する恋や冒険のお話。
万国共通(?)ありがちな設定ですね。
これ、2人でも4人でもなく、3人てとこが。
「典型的な青春初体験ストーリーか」なんて、私は人生の折り返し地点もとっくの昔に通り過ぎてしまったすれっからしなもので、ちょっと離れた立ち位置で読み始めたんですが……
気づけば彼らと一緒に一喜一憂してる自分がいました(笑)

『高校生が書いた小説』という宣伝文句を抜きにしても、純粋に楽しめる青春小説だと思います。
私の年代だと、サザンが流行し、山下達郎のアルバム『Big Wave』が大ヒットした頃の、何度目かのサーフィンブームに青春時代を過ごしているので、サーフィンというだけでちょっと懐かしくて照れくさい思い出もあったりするのです。
ティーンエイジャーはもちろん、あの時代を懐かしむ親世代にもおすすめ。



★★★☆☆



映画にもなったんですね。
ちなみに著者の豊田和真さんは、ヒロインの母親役で出演している女優のとよた真帆さんの甥だそうです。


キャッチ ア ウェーブ [DVD]キャッチ ア ウェーブ [DVD]
(2006/08/25)
三浦春馬、加藤ローサ 他

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映画「キャッチ ア ウェーブ」オフィシャルサイト




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『サン=テグジュペリ―大空をかけぬけた「星の王子さま」の作家』鈴木 一郎/黒沢 哲哉  

サン=テグジュペリ―大空をかけぬけた「星の王子さま」の作家 (小学館版 学習まんが人物館)サン=テグジュペリ―大空をかけぬけた「星の王子さま」の作家 (小学館版 学習まんが人物館)
(1997/11)
鈴木 一郎黒沢 哲哉

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内容(「MARC」データベースより)
みずみずしい子どもの感性をもつ王子さま。その対話を描いた「星の王子さま」の作者サン・テグジュペリ。飛行士として活躍し、航空事業の開拓者のひとりでもある彼の一生をマンガでたどる。



小学館の学習漫画シリーズが子供たちの日本語補習校にたくさんあるので、私もぼちぼち読んでいこうと思います。
これまで伝記モノって、ほとんど読まずにきてしまったので。

今回読んだこの作品は、サン・テグジュペリがシリーズに入っていることが意外な気がして手にしたもの。
もちろん、この作家さんの『星の王子様』は日本語と英語で何度も読んだ大好きな作品です。
しかし考えてみれば、他の作品はタイトルぐらいは聞いたことがあっても、読んだことはなかったのですよ。
たとえば『夜間飛行』や『人間の土地』などは、フランスではベストセラーだったそうです。

そして人物としては、郵便物を運ぶ定期便のパイロットだったこと、最後は大戦中に偵察飛行に出たまま行方不明になったことぐらいしか知りませんでした。
失礼なことではありますが、てっきりパイロットが本職なのかと思っていました。
(実際は、売れっ子作家になってからも空を飛ぶことをやめられず、普通だったら退役してもおかしくない40代になってからも志願して偵察機に乗っていたそう)
第二次世界大戦前には、アメリカに亡命してたなんて驚きです。

この本で彼の半生を知ってからウィキペディアで検索してみましたら、さらに驚きました。
彼が最期に乗っていた偵察機は2000年に海底で発見され、2008年には撃墜したパイロットの証言も公開されたそうです。
私が子供の頃に読んだ『星の王子様』の著者紹介では“行方不明”と書かれていたので、「どこかに不時着して別のペンネームで作品を書いているんじゃないか」とか、「砂漠のオアシスで現地の人たちに溶け込んで生きているんじゃないか」とか、ありえない想像をしたこともありました。
でも……60年以上もの間、海の底にいたんですでね。

思いがけなく、考えたり調べたりするきっかけをもらいました。
彼の長編小説も読んでみようと思います。
新しめの翻訳があるといいな。





★★★★☆ 







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『新選組―新選組をつくった男たち』三田村 信行  

新選組―新選組をつくった男たち新選組―新選組をつくった男たち
(2003/12)
三田村 信行

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内容(「BOOK」データベースより)
時は幕末。幕府か朝廷か、開国か攘夷か。ゆれる日本のまっただなかで、京都の町を守る男たちがいた。その名は、新選組。「誠」の旗をひるがえし、近藤、土方、沖田が剣をふるう。京都に生まれ、北の地に消えていった、剣士集団の足跡を追う。



小学校高学年向けの児童書ですが、表紙に惹かれて子供たちの日本語補習校から借りてきました。
内容的には、本当にざーーーっと、近藤勇の幼少時代から大政奉還までが簡潔な文章で書かれています。
たとえばウィキペディアで『新選組』を調べたときの検索結果のような、現在最有力視されている“新選組ストーリー”なので、特に目新しさもないし、重要な出来事のみがさらっと書かれているだけなので、満足度はそれほど高くない。
でも、攘夷派、開国派、さらには佐幕派と複雑な幕末の力関係の中で、ひたすらに使命を成し遂げようと散っていった新選組に、小学生が興味をもつには読みやすくわかりやすい作品だと思います。
子供に読んで欲しい本、という意味では★★★★★。




★★★☆☆





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『ブルーバック』ティム・ウィントン  

ブルーバックブルーバック
(2007/07)
ティム ウィントン橋本 礼奈

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内容(「BOOK」データベースより)
オーストラリアの人里離れた入江で母親のドラと暮らす少年エイベル。自然のめぐみだけが頼りのきびしい生活ながら、海の大好きな親子はみちたりた日々をおくっていた。入江にすむ巨大な青い魚ブルーバックと出会ってから、エイベルの日々はいっそう輝きを増す。やがてエイベルは都会の学校へ進学、故郷の海とブルーバックのすがたをいつも心にいだきながら、海洋生物学者となる。一方、母ドラがひとりで守る入江には、さまざまな災厄がふりかかる。暗礁を根こそぎにする漁師の出現。リゾート化計画。タンカーの座礁。やがてドラは海を救うために大きな決断をし、その志は息子のエイベルにひきつがれていく。オーストラリアの自然をこよなく愛する作者が、子どもから大人まですべての年齢層の読者に贈る、「海の不思議」と希望の物語。ボリンダ・オーディオブック賞、ウィルダネス・ソサエティ環境賞、WAYRBAホフマン児童文学賞受賞作。



大自然の中で、海に抱かれるようにして生きてきたエイベルの一族。
自分たちの土地に生まれ、耕し、そして土へと還ってゆく。
代々営まれたこの暮らしだったが、時代の流れとともに少しずつ変わっていき、エイベルも成長とともに土地を離れ、やがては学者として世界中を飛び回るようになる……。

それでも心はいつも、生まれ育った入り江にあるのですよね。
少年の頃に仲良くなった大きな魚、ブルーバックは何も言わないけれど、大自然の使者のように長い長い時間を生きて、エイベルたち母子を見守ってるみたいです。

近年になって、地球温暖化や水質汚染、乱獲などで自分を育ててくれた海が危機に瀕していると知った母子は、入り江を守るために行動にでます。
なんか、すごいな。
でも、気持ちはよくわかる。
『住めば都』なんて言うけど、新しい土地で生活には困らなくても、やっぱり自分が生まれ育った土地は特別なのよ。
世界中を飛び回る生活を捨てて、故郷と母親を選ぶよう、迷っていたエイベルの背中を押したエイベルの奥さんも素敵。

エイベル一族の命のルーティーンを見ていると、彼らも大自然の一部だったんだな、って思います。
環境保護や親子のあり方、老い、など短いお話にいろいろ詰まった温かい作品でした。
ちょっとホームシックになったわ。

◇小学校高学年向け



★★★☆☆




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『空色の地図』梨屋 アリエ  

空色の地図 (ハートウォームブックス)空色の地図 (ハートウォームブックス)
(2005/12)
梨屋 アリエ

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内容(「BOOK」データベースより)
ある日突然、中学三年の初音のもとに、差出人のわからない封書が届いた。中には、八歳の夏休みに、未来の自分に宛てて書いた手紙が入っていた。あれから六年。なぜ今になって届いたのだろう。あの夏だけの「親友」の美凪が、投函したのだろうか…。少女たちの揺れ動く心をみずみずしく描いた物語。



初音は中3、受験生。
最近、生まれて初めて自分の嫌なところに気づいてしまったり、本当の友達なんていないんじゃないかって悩んだり、親の掲げる志望校に自信を失ったり……つまりは普通の中学3年生の女の子だ。
そんなある日、6年前の自分が書いた手紙が届いて、とたんにすっかり忘れていた記憶が蘇る。
あの夏を過ごした祖母の家。
その近所にいた美凪という泣き虫の女の子。
すると突然、美凪とのひと夏の友情がかけがえのないものに思えてきて、会いに行く決心をする………。


なんだか、自分が目を背けて過去に置き去りにしてきた苦しい気持ちを、「ほら、忘れ物だよ」と目の前に突きつけられるようなお話でした。
あいたた。
でもたぶん、この作品を読んだ大人の多くが、同じような気持ちになるんじゃないかな。
片想いな友情、寂しさ、将来への不安、祖父母との死別、両親の離婚、お金を稼ぐということ、埋めた宝物……。
受験によって強制的に将来を考えさせられ、でもまだまだ子供で、と、そんなお年頃でしたよね。

「どうせ子供向けの話でしょ?」と期待しないで読み始めたけど、中学生が対象読者の児童書って、こんなこところまで複雑な気持ちを書いていいんだ、と少し驚きました。
ケータイ小説が中高生の間でスタンダードになってる昨今ですが、多くの15歳の心理はこの本に近いんじゃないかな。
援助交際やレイプや中絶は出てこないけど。


読みながら、「あ、やだ、昔の私みたい」とだんだん苦しくなって、でも読後は浄化されたように爽やかです。
いいお話です。


★★★★☆




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