■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『厭魅の如き憑くもの』三津田 信三  

厭魅(まじもの)の如き憑くもの (講談社文庫)厭魅(まじもの)の如き憑くもの (講談社文庫)
(2009/03/13)
三津田 信三

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内容(「BOOK」データベースより)
神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶」シリーズ第1長編。



「横溝正史を彷彿させる……」と評されることの多い、三津田氏の『刀城言耶シリーズ』の第一弾。
続く『○○の如き□□もの』というタイトルは、本作から始まりました。
これまでずっとハードカバーのみだったシリーズが、ついに文庫化された記念すべき作品でもあります。

レトロな時代の閉鎖的空間を舞台に、伝奇をからめた見立て殺人。
ドロドロした複雑な血縁関係。
しかし理論的で科学的なトリックと、相反する人間の業ともいえる動機。
……こういった要素を好む人が、ミステリファンのうちのどれほどを占めているのかわかりませんが、少しでもアンテナが動いたなら、ぜひぜひ三津田信三を手にしてほしいと思います。


本作では、文庫で約600ページのうち、前半の多くが村の地理や、“憑き物筋”と血縁関係の説明に費やされているようでちょっとまどろっこしい印象ですが、後半からは疑わしき人物たちも見えてきて、がぜんスピードアップ。
まぁ、こういったペース配分の“不慣れな印象”はシリーズの最初の頃にはよくあることなので、突っ込まないでおきます。



……なんかもう、何を書いてもネタバレになりそうで怖いので、これ以上は書きませんけど、とにかく、ここから始まったシリーズはこれかも追い続けていきたいと思います。





★★★★☆





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『山魔の如き嗤うもの』三津田 信三  

山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)
(2008/04/21)
三津田 信三

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内容紹介
「山魔に嗤われたら
……終わり」

忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。そのときから惨劇は始まったのだともいえる。村を守る「六地蔵様」にまつわる童唄、まるでそれをなぞるかのように、一人ずつ……。

「しろじぞうさま、のーぼる」
一人目の犠牲者が出た。
「くろうじぞうさま、さーぐる」
二人目の犠牲者──。
「あかじぞうさま、こーもる」
そして……。

山魔が現れた──

『首無の如き祟るもの』に続く刀城言耶シリーズ長編書き下ろし!



昨年の『このミス』にランクインしていた『首無の如き祟るもの』で初めて知った作家さんです(こちらは未読ですが)。
ホラー・ミステリということと、なんといっても同じイラストレーターさんによる一連の表紙が印象的で、早く読みたいと念じていたところ、こちらの日系ブックストア(三省堂コスタメサ店)で発見した本作。

構成的には、前半は伝奇をからめたホラーテイストを強調。
山に囲まれた寒村、古くからの習わし……そんなキーワードだけでもガクガクブルブルワクワクな私には、たまらない作品です。
でも後半は、金山をめぐる血縁者と狭い地域の人々のドロドロとか、見立て殺人とか、密室からの人間の失踪とか、ホラーとして不思議系で曖昧に閉じるのではなく、最後まできっちりトリックあり、どんでんがえしありの理詰めなミステリでした!
嬉しい!
あちこちで評されてることですが、雰囲気的にはまさに横溝正史ワールド。
巻き込まれ型な探偵(本業は作家)が登場する点も、金田一耕助を思い出させます。

文章的には、まだ書きこなれてない雰囲気もありますが、期待大の作家さんです。
文庫化が少ないんですけど、ハードカバーを取り寄せで買ってでも(あ、こちらは海外なので……)、追いかけたくなりますね。

★★★★☆



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