■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

『ほうかご百物語』峰守 ひろかず  

ほうかご百物語 (電撃文庫)ほうかご百物語 (電撃文庫)
(2008/02/10)
峰守 ひろかず

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」高校生で美術部員の僕は、夜の学校で銀色に輝く瞳を持つ不思議な少女に出会う。少女の正体を“イタチ”だと見抜いて吸血(!)の難を逃れた僕は、その夜、彼女とある『約束』を交わす。翌日。美術室に現れたイタチ少女は、僕に告げた。手遅れになる前に約束を果たしに来た。約束を果たすその日まで、僕のことを守ってくれる、と。一守るって、一体何からっ!?ピュア可愛いイタチさんと僕の、ちょっと不思議な放課後物語。第14回電撃小説大賞“大賞”受賞作登場。



ブックオフの1ドルコーナーにあって、何か賞を取ったっていうんで読んでみました。
ストーリーは、美術部所属の男子高校生が、じつは妖怪が見えてしまう能力をもっていて、たまたま忘れ物を取りに行った部室でイタチが化けた少女と知り合い……という短編集。

うーん……キャラも可愛いし、ラノベにありがちな“常軌を逸した我侭娘”って不愉快なキャラも出てこないし、妖怪モノも嫌いじゃない、いや、むしろ好きな方だけど……。
どうにもこうにも途中で疲れてしまって、あとはもうダダダッと斜め読みして脱出。
ごめんなさい。
地の文の文体が苦手です。
コミックだったら面白そうだけど。



★★☆☆☆





素晴らしい書評ブログさんが集まっています♪
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ 人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 2

『ダーク・バイオレッツ』三上 延  

ダーク・バイオレッツ (電撃文庫)ダーク・バイオレッツ (電撃文庫)
(2002/06)
三上 延

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
幽霊を見ることのできる「紫の目」を持った高校生・神野明良は、ある朝、幽霊ばかりが乗った謎のバスに乗ってしまう。乗り合わせた少女・御厨柊美と共に辛くも逃げ延びた明良は、神岡町で連続する謎の殺人事件の被害者の顔が、バスの幽霊たちと一致することを知る。同様の事件が戦後まもなく起きていたこと、その事件を明良の祖父と柊美の祖母らが解決したことを知った明良たちは、謎のバスの正体を探り始めるが…。幽霊を見ることのできる「紫の目」を持つ少年明良と、幽霊に触れることのできる「紫の手」を持つ少女柊美の活躍を描くホラーアクション。



死者の魂が見える紫色の右目……って、どこかで読んだような設定……。
(ちなみに『心霊探偵八雲』の方が後発のようです)

え?
でも普通に面白かったですよ!
文章は描写の浅いあっさりしたものだけど、文体はリズミカルだしスムーズだし、同人小説が大好きな私としては、むしろ読みやすいタイプ。

こちらは、『心霊探偵八雲』のような、“きっかけは心霊だけど、真相は人為的トリック”というものでなく、真相も心霊です。
それが怖いかどうかは別として(正直なところ、全然怖くはないのだけど)、キャラたちそれぞれの事情というかバックグラウンドみたいなのも、さらっとだけど、構想に入れて描かれているのがいいですね。
ちょーっとだけ触れられた、明良の祖父・道蔵と柊美の祖母・菊乃の許されない恋路にも興味津々。
ひとつだけ難癖つけるなら、『バス+火炎ビン』という展開は、新宿西口バス放火事件をリアルタイムで知ってる世代としては、若い子たちが読むライトノベルでは使って欲しくなかったです。


まぁ、またしても私の脳内キャライメージよりもイラストの方がはるかに可愛らしかったんですけども、主人公の明良の柊美に対する敬語と、頼もしい行動力にうっかり萌えました。
いいよね、敬語のくせにツンツンしてるキャラ♪

この作品はシリーズになってるそうなので、続きが読みたいな。
古本屋の1ドルコーナーの片隅にずっとあった本なのに、思いがけない収穫(笑)




★★★★☆





素晴らしい書評ブログさんが集まっています♪
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ 人気ブログランキングへ

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

『ミミズクと夜の王』紅玉 いづき  

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)ミミズクと夜の王 (電撃文庫)
(2007/02)
紅玉 いづき

商品詳細を見る


内容(「BOOK」データベースより)
魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作、登場。



読書ブログ繋がりのこたつさんに紹介していただいて、読んでみました。
正直なところ、ファンタジーものは得意ではないし、主人公の女の子・ミミズクの話し方が苦手で、「これは最後まで読めないかも」としょっぱなから諦めかけていたんですが、とんでもないです。
おとぎ話のような世界に、気づいたらあっという間に引き込まれていて、ああ、もう、不覚ながら何度も泣かされました。
最後の方なんか、鼻水ズルズルでティッシュの箱を抱えながら読んでる始末。

なにこれー。
すごく残酷で、すごく美しいお話。
人間が醜くて嫌いになるけど、後半はだんだん好きになれる。
「捨てたモンじゃないじゃん?」て。
風刺も教訓も一杯盛り込まれてる(気がする)。
言葉は悪いけど、ちょっと頭がユルいしゃべり方をするミミズクは、人間によって知性も感情も奪われてしまった奴隷。
それでも「死にたい。できることなら醜い死体を晒すことなく」なんて望んで、夜の王に「食べて」と願う、そのわずかに残された人間らしさからしてせつない。

男女の恋愛感情とも、友情とも違うような、お互いに引かれ合い、失いたくないと心の底から思うミミズクと夜の王の真っ直ぐで、ひたすらな想いが胸を打ちます。
ダンテス王も、四肢の不自由なクローディアス王子も、聖騎士・アン・デュークとその妻・オリエッタも、それぞれに譲れないものがありながら、それぞれの立場でミミズクを愛する姿が泣ける……。

こたつさん、素敵な本のお薦め、ありがとうございました!
また何かありましたら、ぜひ教えてくださいね♪



もしも万が一アニメ化されるなら、アン・デュークの声は石田彰さんでお願いします。
と、余談ながら書いてみます(笑)。





★★★★★





素晴らしい書評ブログさんが集まっています♪
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ 人気ブログランキングへ

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 1   cm: 4

『今日からマのつく自由業!』喬林 知  

今日からマのつく自由業! (角川ビーンズ文庫)今日からマのつく自由業! (角川ビーンズ文庫)
(2001/09)
喬林 知

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
正義感と負けん気が人一倍つよいおれ、渋谷有利・15歳。ある日、ヤンキー高校生にからまれたメガネくんを助けて返り討ちに遭い、公園のトイレに連れこまれた末に便器に顔を―と思ったら、ナゼかいきなり水流にのまれ、欧風異世界にたどりついてしまった!おまけにどーゆーワケか、そこの住人達の様子がおかしい。なんなの、その冷たい目は!?抱腹絶倒のハイテンション・ファンタジー、只今参上。



うう、ほんと、ごめんなさい。
人気シリーズだというし、表紙も好みだったから手を出してみたんですが……コメディ+ファンタジーという、どちらも活字では私の苦手分野だったもので、最後まで読めずに挫折してしまいました。
これ、コミックだったらきっと楽しく読めてたんじゃないかなぁ。

ファンの方には本当に申し訳ないです。
決してライトのベルが嫌いなわけではないんですよ。



★☆☆☆☆




click me !
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

『半分の月がのぼる空』橋本 紡  

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
(2003/10)
橋本 紡

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。僕がそばにいても完全無視だ。いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?第4回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の橋本紡が贈る期待の新シリーズ第一弾、ついに登場。



あちこちで絶賛されているし、同じ作家さんの『リバーズ・エンド』がまぁまぁだったので、読んでみました。
しかし、正直なところ、この作品の良さが私にはわかりませんでした。

短くてシンプルで、それでいて雰囲気を作るのが上手い文章はこの作家さんの個性だし、日本語的に躓いて読み返すような部分もなかったけれど、「え?」と思ってしまう設定や展開がしばしばありました。
まず、入院中の内科の患者が勝手に外出をして症状を悪化させる……これはかなり不愉快です。3割負担で完全看護の入院医療が受けられるからといって、これは非常識すぎる(そんなに動けるなら退院しなさい)。
それから、ヒロインが我侭すぎて、とても17歳とは思えない。もっと幼かったとしても、こんなヒロインでは好きになれない。
そのヒロインは長い入院生活で、髪がとても長いらしいけど、不自然。入院生活が長いならなおさら、髪は短めにしておいた方が清拭しやすいし、本人も楽だろう。難しい心臓病の患者を受け入れるような大きな病院なら院内に理容室はあるだろうし、後始末に問題がなければ家族が散髪だってできる。
このヒロインを夜中にバイクで連れ出した主人公だが、彼女がパジャマのままってどうよ!? 心臓を患ってるんでしょ?死んじゃうよ!
もっと細かいことを言うなら、たとえ障害物に乗り上げたとしても、減速した(アクセルを閉じた)状態のバイクはウイリーしない。


……と、まぁ、姑ババァみたいなツッコミを入れてしまいましたが……
どうも大人目線だと、イラッとする点ばかりが目について、私にはダメでした。
全8巻のシリーズだそうなので、全部読んだらまた違った印象になるのかもしれないけど。



★★☆☆☆


click me !
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

『リバーズ・エンド』橋本 紡  

リバーズ・エンド (電撃文庫)リバーズ・エンド (電撃文庫)
(2001/12)
橋本 紡

商品詳細を見る


内容(「BOOK」データベースより)
拓己は十四歳の中学生。そんな彼の携帯に突然メールが送られてくる。あなたの町に海はありますか―?拓己は戸惑うが、やがてメールの送り主である唯という少女と、心を通わすようになる。雪の降る夜、息が白くなる朝、騒々しい昼休み、何度も何度もふたりは『言葉』を交わしつづける。なにもかも不確かな世界の中で、ただ互いの『言葉』だけがリアルだった。ひとときの優しさ、ぬくもり、そして―。彼らは気づいていなかった。その時、なにかが始まろうとしていたことに。第4回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞の橋本紡が贈る気鋭の新作ついに登場。



最近では、ライトノベルのレーベル以外でも作品を出してる橋本紡さんが、世に出るきっかけになった受賞作とのことで手にしました。

第一印象は、「文章短かっ!」。
いえ、でもそれがまた、いい味出してるのです。
言葉選びが上手いというか、短い文章の中でも、主人公の男の子・拓己の優しくてシャイな性格がよく表現されてるし。


突然届いた間違えのようなメールから始まる恋なんて“いかにも”すぎて、現実だったら「ナンパ?出会い系の釣り?」と無視して削除するんですけど、そうせずに、しかもそれが運命的な出会いで、相手は同年代の可愛い女の子からのイタズラじゃない真面目なメールで………なんて、「そんなの、ありえないよw」って薹が立ちまくってスキマもできてしまった女は思うのだけど、そんなことも、橋本氏の文章なら許せてしまう。

さて、こうして偶然に偶然を重ね、作為的な影も感じつつも、恋愛免疫率0%の二人がどんな学園恋愛をしていくのか……と思いきや、えっ!?
これ、SFだったんですか!?
という終わり方で、読み手はすっかり消化不良です。
アマゾンで調べましたら、ああ、続き物だったんですね。
うんうん、続きを読まないと……。

「続きが読みたいな」と思わせてくれる作品でした。
それだけでもなんか嬉しい。




★★★☆☆+



click me !
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

『キノの旅―The beautiful world』時雨沢 恵一  

キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
(2000/07)
時雨沢 恵一黒星 紅白

商品詳細を見る

「キノはどうして旅を続けているの?」
「ボクはね、たまに自分がどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか? ものすごく汚い人間ではないか? なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ。……でもそんな時は必ず、それ以外のもの、例えば世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、素敵なももの様に感じるんだ。とても、愛しく思えるんだよ……。ボクは、それらをもっと知りたくて、そのために旅をしている様な気がする」
――短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
(表紙カバーより)



子供と子供の学校関係でちょっと必要になって、面白いライトノベルを探しております。
私自身、ライトノベルを読むのはこれが初めてですが、自分も小中学生の頃には『小説ジュニア』を毎月購読し、コバルト文庫やSFジュブナイルと分類された小説を好んで読んでいましたから、ライトノベルに対する否定的な偏見はまったくありません。
いや、むしろ、このチャンスにハマれる作品に出会えたらいいなぁと期待しつつ、『このラノベ』のランキングなどを参考に、新古とりまぜ買いあさってきました。


これはあちこちで好評だったシリーズの第1巻。
キノという少年(少女?この段階では性別不明)が、言葉を話す二輪車に跨がりさまざまな国を旅するお話。
ジャンル分けするなら、ファンタジーかSFでしょうか。

……あまり否定的なレビューは書きたくないんですけど、正直なところ本作ではまだ文章が素人っぽくて、発想はそこそこいいのに、商品としてはいかがなものかと。
それから、こういう風刺の効いた想像上の国のお話は昔からいろいろあって、例えば『ガリバー旅行記』や『オズの魔法使い』や、日本の作品でいえば昔の星新一や筒井康隆のショートショート(短編小説)がまさにこんな雰囲気でしたよね(筒井氏の作品は、もっとグロテスクだったけど)。

うーん、私がもっと若ければもっと楽しめたのか??
でもこの文章は……ずっと読み続けるには辛いものがある。

しかしまぁ、かつて自分が星新一や筒井康隆、小松左京、眉村卓などをむさぼり読んだように、自分の子供たちがこういうところから読書の楽しさを知ってくれればそれでいいと思います。



★★☆☆☆



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

category: ライトノベル

thread: ライトノベル - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 2

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。