■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『The Kite Runner』Khaled Hosseini  

The Kite RunnerThe Kite Runner
(2004/04)
Khaled Hosseini

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読了したのはもう2年近く前なのだけど、読後数日間放心状態が続いてしまうほど強烈でした。
もちろんレビューなど書けず、おかげでこの本の後、長い間mixiレビューをさぼってしまいました。



この作品、なんと著者の処女作にしてベストセラー。
フィクションとは言っていますが、あまりの鮮明さに著者の自伝ではないかと思ってしまうほどです。

舞台は70年代のアフガニスタン、身分は違えど、仲良しの少年ふたりが遊ぶほほえましい光景から始まります。
やがて、子供にありがちなささいな躓きが大きな溝となり、ふたりを分ち、歴史の波に呑み込まれていく彼らの半生を描いた作品。

友情、裏切り、父と子の関係、少数民族への差別、内乱、ソビエト軍の侵攻、そして償いと心の再生。


――大人になったら忘れてしまうような子供の頃の小さな過ちが、もしかしたらこんな風に、誰かの人生を大きく変えてしまっているのかも……
――もしかしたら自分も、気づかぬうちに誰かの苦しみの上に立って生きているのかも……
そう思わされて、怖くもなりました。


大袈裟でなく、深夜に何度も泣き叫びながら読みました。
本当に、これほどまで胸が張り裂けるほど読み進めるのが辛く、同時に読まずにいられなかった作品は、これまで出会ったことがありません。
そして、主人公は後半の人生を償いにあてたのだなぁ、と、最後は浄化されるように、読み手も清々しい気持ちになれます。

星5つでは足りません。
10個ぐらいつけたい。

日本語版も出版されたそうなので、たくさんの人に読んで欲しい作品です。


★★★★★

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