■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『水晶のピラミッド』島田 荘司  

水晶のピラミッド (講談社文庫)水晶のピラミッド (講談社文庫)
(1994/12)
島田 荘司

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御手洗潔シリーズ。
ハリウッド女優の松崎レオナが登場する、『暗闇坂の人喰いの木』に続く2作目です。

700ページ以上ありますが、謎解きが始まるのは半分あたりにきてから。
大昔のエジプト・ファラオ時代の悲恋物語(?)と、タイタニック号の悲劇が交互に進み、果たしてこれは推理小説なんだろうか、話はどこに向かっているんだろうか、と思いつつも、目が離せない展開でドドドドッと読めます。
全く関係なさそうな話が繋がっていき、最後の最後まで油断できません!

今回は石岡くんも登場するし、鬱になってる御手洗さんもちょっと可愛い。
『アトポス』のレオナはちょっと鬱陶しかったけど、本作品では憎めない感じです。

……レオナ、ちょっと羨ましい……けど、え?御手洗さんと石岡くんは?
と、謎を残しつつ終了(笑)


★★★★☆


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category: 島田 荘司

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『 アトポス』島田 荘司  

アトポス (講談社文庫)アトポス (講談社文庫)
(1996/10)
島田 荘司

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もうだいぶ前に『暗闇坂の人喰いの木』を読み、『水晶のピラミッド』を飛ばしてこちらを先に読んでしまいましたが、この3作は微妙に続いているようなので、順番どおりに読んだ方がいいみたいです。


分厚いです。
一冊の文庫本にして1000ページ近くあり、お布団の中で読むにはちょっと辛いです。
さらに、前置きの『昔話』が非常に長くて夢に見そうなほど恐ろしいです。

本題は松崎レオナ再登場で、舞台はハリウッドから死海の畔へ。
毎度のことながらグロいシーンがいっぱい、しかも今回は赤ん坊が被害者なので正視するには辛いのですが、トリックは大掛かりだし密室モノもあるし、『昔話』も『サロメ』も最後まで読めば繋がっていきます。
しかもこの作品のタイトルがキーワード!!

御手洗さんは本当に最後の方にしか出てきませんが、登場の仕方もカッコイイですよ~


余談ですが、私もLA近郊に住んでいるので、ハリウッドやLAのシーンがとても楽しめました♪
それと同時に、島田先生からの『アメリカで頑張る日本人への応援歌』のように感じる箇所がいくつもありました(^^)
(反省を促す箇所も多々ですが)


★★★★★


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『 ネジ式ザゼツキー』島田 荘司  

ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)
(2006/10/14)
島田 荘司

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島田荘司の作品は、一冊読むと次から次へと読みたくなってしまうので、夏休みにしか読まないことにしてるんですが、これはもう長いことタイトルが気になっておりまして、ついに手を出してしまいました。
だって、ネジ式ですよ?ネジ式!!
つげとは無関係とわかっていても、気になるじゃないですか(笑)


スタイルは、島田先生お得意の“作品の中に作品がある”入れ子式。
長いですが、ぐいぐい引っ張られてあっというまに読了、という感覚です。
読む前には、
「作中にファンタジー作品が挿入されてるって? んー、ファンタジーは苦手なのよね」
と引き気味でしたが……ただのファンタジーじゃないです!
だって島田荘司だもん(笑)

それにしても御手洗サン、いつから脳科学者になっちゃったの!?
まるで別人みたいに丸くなったし。
石岡くんが出てこなくてちょっと寂しいです。


生臭い匂いまで漂ってきそうなほどグロいシーンもありますが、最後はやはり島田節ですね♪


★★★★☆


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『失踪HOLIDAY』乙一  

失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)
(2000/12)
乙一

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最近話題の乙一。
特に若者に人気の乙一。
ミステリ作家なのかホラー作家なのか謎な乙一。
「こんなにあちこちで名前を目にするなら、一本ぐらいは読んでおこうか」と手にしたのは、娘用に買っておいた『角川スニーカー文庫』のこの本。
「どうせラノベのノリで書かれているんだろう」とトイレの中でぞんざいに表紙を捲りましたが……見事に裏切られました。


表題『失踪HOLIDAY』のほか、『しあわせは子猫のかたち』の2本を収録するこの本、いずれも確かに主人公はティーンエイジャー。
いろんな小物や背景も、私のようなオバサンにはすでにあまり縁のないものばかりですが、彼ら子供の口調や行動の根底にある物は、いくつになっても価値の変わらない、失いたくない人としての優しさや家族愛でした。

しかもしっかりミステリです。
幽霊が出てきたりもしますが(『しあわせは子猫のかたち』)。


『失踪』では主人公にイラッとしながらも、最後には成長が見られて安心するし、なんといっても私はクニコがすごく好き。
ただのドタバタで終わってしまいそうな話が、意外な方向で綺麗に収まって、思わず「上手いな」と唸ってしまう作家さん。

『子猫』には、短い作品でありながら、不覚にもボロ泣きさせられました。
でも、悲しいのとはちょっと違う読後のせつなさと爽快感が癖になりそうです。


★★★★★


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category: 乙一

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『ダリの繭』有栖川 有栖  

ダリの繭ダリの繭
(1999/12)
有栖川 有栖

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私が読んだのは、1993年『角川ミステリーコンペティション』版ですが、画像がないのは淋しいので敢えてこちらで。


10年以上前に読んだ本の再読です。
ミステリの再読なのに、かなり楽しめました。
トリックやストーリー展開の派手さはそれほどではありませんが、なんといっても火村先生と作家アリスのコンビが最高!!
火村シリーズを続けて読んじゃおうかな、って誘惑に駆られております(笑)


★★★☆☆

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category: 有栖川 有栖

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『三人の美姉』鏡 龍樹  

三人の義姉 (フランス書院文庫)三人の義姉 (フランス書院文庫)
(2006/04)
鏡 龍樹

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タイトルからして一目瞭然。
一冊にいろんな要素を詰め込める、美味しい設定だなぁと感心します。

結婚を控えた妖艶な長女、奔放でボーイッシュな次女、処女で純真な三女、そして3人の姉たちに可愛がられて育った高校生の主人公は、やりたい盛りのチェリーボーイ 。
展開はご想像のとおりです。
さらには百合風味も加わり、楽しい場面がたくさんありますよ♪
もうこの際、ストーリーなどはあまり関係ないかも(笑)


★★★☆☆


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category: 官能/BL

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