■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『東京島』桐野 夏生  

東京島東京島
(2008/05)
桐野 夏生

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難破した船から23人の男たちが流れ着いた無人島には、同じく流れ着いた夫婦が2人だけで暮らしていた。
自給自足のサバイバル生活の中に、たった一人だけ女がいたら……というストーリーは、第2次世界大戦中に実際にあった『アナタハン島事件』をベースにしたものだそうです。


極限の状況で壊れていく人間や、本能剥き出しの醜い争いなど揶揄や皮肉に満ちていて、いい人なんて世の中に一人もいないんじゃないかって思えてしまう。
女(=生殖)を巡って殺し合う男たちもそうだけど、食料(=生存)のためにはモラルもプライドもかなぐり捨てる唯一の女・清子が毒々しいまでに描かれています。
正直言って、登場人物の誰一人にも愛着も同情も感じられないのだけど、先が気になって読了。

あらためて桐野さん、人間の秘めた、でも根本的な醜さを描かせたらスゴイな、と思いました。
でも、全体的に書き方がちょっとなげやり、というか、雑な印象なのは気のせい??



★★★☆☆


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category: 桐野 夏生

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『図書館戦争 別冊 1』有川 浩   

別冊図書館戦争 1 (1)別冊図書館戦争 1 (1)
(2008/04)
有川 浩

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タイトルの通り、『別冊』です。
『図書館戦争』のサイドストーリー(?)な恋愛の部分で出来上がった本です。
ベタ甘全開です!大好きです!
“武闘派バカップル”と呼ばれる堂上教官と熱血女性隊員・笠原郁が付き合い始めてからのお話。

恋愛に関しては、郁が普通に乙女で可愛い。
そして、なんといっても堂上教官が格好良くて可愛くて、郁がうらやましくなりますよー。

こういうお話、大好き大好き!



★★★★★


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『図書館革命』有川 浩  

図書館革命図書館革命
(2007/11)
有川 浩

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シリーズ第4弾にして最終巻!?
ええーーーっ、こんなに面白いのに!!


今回は……笠原、頑張ります命がけです、大切な人と図書の未来を守るため!
これまでは短編集のような趣が多かった当シリーズですが、今回は1冊まるまる逃走劇。
ノンストップですよ!!
そしてもちろん、随所にラブストーリーも!!
笠原、よかったね、がんばったね、と何度も涙ホロリ。

こんなに夢中になったシリーズは久しぶりです。



★★★★★


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『図書館危機』有川 浩  

図書館危機図書館危機
(2007/02)
有川 浩

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シリーズ第3弾。

超法規的検閲で本を狩るメディア良化隊を相手に戦う図書隊の奮闘がストーリーの中心なのだけど、なんといってもこのシリーズ、キャラクターたちがとても魅力的で、サブ(メイン?)ストーリー的な恋愛模様からも目が離せません。

今回は笠原が大きく成長。
そして恋愛は、というと……
堂上×笠原、小牧×毬江、手塚×柴崎、さらには弦田×折口の腐れ縁と、気になって仕方ないです。

ああ、面白い!!



★★★★★


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『図書館内乱』有川 浩  

図書館内乱図書館内乱
(2006/09/11)
有川 浩

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(アマゾン『出版社 / 著者からの内容紹介』)
相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。 迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る行政戦隊図書レンジャー! いろんな意味でやきもき度絶好調の『図書館戦争』シリーズ第2弾、ここに推参!
――図書館の明日はどっちだ!?



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第2巻、といったとこでしょうか。
今回はちょっと短編集の趣。
図書隊内部での相次ぐ問題勃発を書いてます。
メインキャラの笠原だけじゃなく、図書隊員それぞれに降り掛かる事件(?)、裏切り者。

6人の図書隊員が、ますます愛しく思えてきますよ♪
小牧と聴覚障害者である恋人の毬江のお話はホロリとしました。
可愛いなぁ。
また、差別用語を差別用語だと定める基準が差別なんじゃないか、とか、考えさせられました。



★★★★☆


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『図書館戦争』有川 浩  

図書館戦争図書館戦争
(2006/02)
有川 浩

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(アマゾン『出版社 / 著者からの内容紹介』)
───公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。
超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ!
敵は合法国家機関。
相手にとって不足なし。
正義の味方、図書館を駆ける!


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この作家さん、文章ははっきり言ってライトノベルかもしれません。
台詞の中で音引きが多かったり、完全に今時の口語調だったり。
でもそんなことは気にならないほどアイデアがいいし、なんといっても、武器などに関する専門知識が豊富でありながら、うっとおしいほどはひけらかさないのがいいですね(ほら、よくハードボイルドや軍事もの小説だと、こっちも知ってる前提で専門用語の羅列だったりしますから)
逆に、本当に今時の若者の口語なので(カギカッコの中、ね)、リアルだと思いました。

図書館戦争……読む前にあらすじだけ読んで、「なにをそんな大袈裟な」って思ったんですけど、読んでみると「こういう未来もありえる(ありえた)かもしれないな」と。


それにしても、この作家さんの書くツンデレキャラはどうしてこんなにカッコよくて可愛いんだろう(笑)



★★★★☆


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『ゴールデンスランバー』伊坂 幸太郎  

ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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これは面白い! 星5つじゃ足りない!
ケネディ大統領を暗殺した“とされる”オズワルドをモデルに書いた作品だそうです。


舞台は仙台。
宅配便の運転手であるごく普通の青年が、ある日突然首相暗殺の犯人に仕立てあげられ、ひたすら逃げ回る話。

逃げて、逃げて、逃げて。
その逃亡の途中では、様々な人との偶然(必然?)の出会いがあって……。
複雑に絡み合う伏線が、最後にはみーんな綺麗に収まるのが伊坂ワールドの魅力!

人生、諦めさえしなければ、最後はなんとかなるんじゃないか? と根拠なく希望を抱いてしまう(笑)


直木賞候補になったの、この作品だっけ?
だとしたら納得。
そして「執筆に専念したいから」と辞退した伊坂さんに惚れるわ♪



★★★★★


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category: 伊坂 幸太郎

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『海の底』有川 浩  

海の底海の底
(2005/06)
有川 浩

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(アマゾン「BOOK」データベースより)
横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため機動隊が横須賀を駆ける。孤立した潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ少年少女の運命は!?海の底から来た『奴ら』から、横須賀を守れるか―。



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昔から、エビやカニが怖かったんですよ。
もちろん食べるのは大好きなんですが、頭、というか、目が付いた状態でテーブルに上がってくると、目を合わせないように必死です。

『空の中』が面白かったので、続いて読んだ『海の底』。
今回もアリエナイ生物に襲われる人間。
そして『空の中』が空自のお話なら、こちらは海自のお話。
潜水艦という閉鎖空間で、若い自衛隊員と逃げ込んだ子供たちのサバイバル。
うーん、やっぱりこういう設定がライトノベル? と思ってしまうのだけど、登場人物のキャラが魅力的で引き込まれます。
夏木隊員がカッコイイです!
そして、冬原隊員のラブストーリーは『クジラの彼』にあるそうなので、こちらも読まなくちゃ!

『空の中』でもそうだったんですが、今回も最後に後日談というか、数年後のお話があって、それがまたすごくよかったです。
SFラブストーリーですね♪



★★★★★


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『月の扉』石持 浅海  

月の扉 (光文社文庫)月の扉 (光文社文庫)
(2006/04/12)
石持 浅海

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(アマゾン「BOOK」データベースより)
沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変―。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。各種ランキングで上位を占めた超話題作が、ついに文庫化。



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平積みのポップと表紙に惹かれて買ってみたんですけど、期待はずれでした。

トリックらしいトリックはひとつだけ。
ほかに興味深いのは、強いて挙げればハイジャックの手法かなぁ。
キャラ設定や、ハイジャックや殺人に至るまでの動機にも深みがないような気がしました。
ラストも余韻があるとの表現もできるかもしれませんが、それまでが盛り上がりに欠けたので、すっきりしないで終わった感じです。


これでも2004年の『このミス』で8位ですってよ!?
ちなみに第7位は『クライマーズ・ハイ』、第6位が『陽気なギャングが地球を回す』だそうです。



★★☆☆☆


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category: 石持 浅海

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『世界の終わり、あるいは始まり』歌野 晶午  

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)
(2006/10)
歌野 晶午

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(アマゾン「BOOK」データベースより)
東京近郊で連続する誘拐殺人事件。誘拐された子供はみな、身代金の受け渡しの前に銃で殺害されており、その残虐な手口で世間を騒がせていた。そんな中、富樫修は小学六年生の息子・雄介の部屋から被害者の父親の名刺を発見してしまう。息子が誘拐事件に関わりを持っているのではないか?恐るべき疑惑はやがて確信へと変わり…。既存のミステリの枠を超越した、崩壊と再生を描く衝撃の問題作。


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もしも我が子が犯罪の犠牲者になったら……そんな恐怖感はきっと誰もがもっていて、だからこそ子供の行動には神経質になる。
けれどそれは子供が小さいうちのことであって、子供だけでの外出に心配がなくなる頃には、加害者にはならないでくれ、と祈るようになるのだと最近気づきました。


この本、ミステリだと思って読み始めたんですよ。
書店の平積みでそんなポップだったし、第一、ミステリ作家さんだし。
でもちょっと違いましたね。

後半からは父親の妄想の繰り返しになっていて、その切り替わりに気づかずに読み進めたので、途中で何度も「あれ?あれ?」と読み戻ったりしました。


犯人がだれなのか、現実なのか妄想なのか。
おまけに、小学生の我が子が小学生を狙った連続誘拐殺人の犯人だなんて、残酷すぎる。
読んでいて気分が悪くなり、そのままスッキリせずに終わった作品。

歌野さんの密室トリックとか、結構好きだったんだけどな。



★★☆☆☆


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category: 歌野 晶午

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