■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』横田 早紀江  

めぐみ、お母さんがきっと助けてあげるめぐみ、お母さんがきっと助けてあげる
(1999/11)
横田 早紀江

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1977年、13歳の時に失踪した横田めぐみさんのお母さんによる、20年間の手記。
長い間、家出か自殺か誘拐かと捜索が続けられていましたが、今となっては北朝鮮による拉致であることが判明しています。
(この本は1999年に書かれているため、その後日本に奪還された蓮池薫さんらは、めぐみさん同様、北朝鮮にいる生死不明の拉致被害者として書かれています)

北朝鮮については、日本ではなく北朝鮮が敵対視するアメリカに住んでいる身として、また、日頃から“よりよい教育と暮らしを求めてアメリカで暮らしている韓国人”のお友達と仲良くしているので、いろいろ思うところがあるのですが、あえてここではブックレビューのみということで。



読む前から、子供を奪い取られた母親の手記ということで涙するのは覚悟していましたが、気の狂わんばかりの著者の悲嘆や憤りが、同じ13歳の娘をもつ身として痛すぎて、実際に涙が溢れたのは最後の月刊『現代コリア』(2007年11月終刊)の元編集長・西岡力氏による『解説』を読んでいる時でした。

めぐみさんのお母さん、感情的すぎず、泣き言にせず、よくこれほど辛い経験を力強く整然と書かれたと感心します。
以前読んだジェンキンス氏の『告白』は“北朝鮮に閉じ込められたアメリカ人”の手記でしたが、違う立場で……言ってみれば内側と外側という視点で、続けて読みたかったな、と思いました。
また、この本の中で何度も触れられている元北朝鮮工作員・安明進氏による手記『北朝鮮拉致工作員』も読んでおきたいです。

あ、この本を読んでふと思いつき、過去の大韓航空機がらみの事故を調べてゾッとしました。
運賃が安く、機内食も美味しいので、帰国時には利用したこともあったのですが……今後乗ることはないと思います。


★★★★☆


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