■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『誰か Somebody』宮部みゆき  

誰か (文春文庫 み 17-6)誰か (文春文庫 み 17-6)
(2007/12/06)
宮部 みゆき

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今多コンツェルンの社長づき運転手が、自転車による轢き逃げ事故で死亡する。
同社広報室に勤める編集者・杉村は、社長の娘婿という立場もあって、死亡した運転手の半生を纏めた本の編集を一任されるのだが、彼の過去を取材するうちに……
という、誰もがいつ遭うかもしれない日常的とも言える事故によって、何人もの人たちの人生に波紋が広がっていく話。

事故が起きたのは東京の下町で、たくさんの運河(水路)と気さくな住民たち、けれど新たに林立したマンション群で暮らす顔も知らない隣人たち。
私も東京の下町で生まれ育ったので、その描写にはホームシックになりそうでした。
『模倣犯』といい『火車』といい、宮部さんはこういう市井の人々や日常に隣り合った、誰もが陥る(巻き込まれる)可能性のある犯罪を描くのが本当に上手いと思う。
そしてまた、人の心の温かさも残酷さも。

派手さはないけれど、じっくり楽しめた作品でした。

★★★★☆


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