■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『東京島』桐野 夏生  

東京島東京島
(2008/05)
桐野 夏生

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難破した船から23人の男たちが流れ着いた無人島には、同じく流れ着いた夫婦が2人だけで暮らしていた。
自給自足のサバイバル生活の中に、たった一人だけ女がいたら……というストーリーは、第2次世界大戦中に実際にあった『アナタハン島事件』をベースにしたものだそうです。


極限の状況で壊れていく人間や、本能剥き出しの醜い争いなど揶揄や皮肉に満ちていて、いい人なんて世の中に一人もいないんじゃないかって思えてしまう。
女(=生殖)を巡って殺し合う男たちもそうだけど、食料(=生存)のためにはモラルもプライドもかなぐり捨てる唯一の女・清子が毒々しいまでに描かれています。
正直言って、登場人物の誰一人にも愛着も同情も感じられないのだけど、先が気になって読了。

あらためて桐野さん、人間の秘めた、でも根本的な醜さを描かせたらスゴイな、と思いました。
でも、全体的に書き方がちょっとなげやり、というか、雑な印象なのは気のせい??



★★★☆☆


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