■ 慢性濫読 ■

ミステリ多めの読書メモ。児童書からラノベ、洋書と何でも読みます

『闇の奥』ジョセフ・コンラッド

闇の奥 (岩波文庫 赤 248-1)闇の奥 (岩波文庫 赤 248-1)
(1958/01)
コンラッド

商品詳細を見る


仕事もなくぶらぶらしていた船乗りのイギリス人・マーロウが、親戚の口利きでアフリカのコンゴ川流域へ向かう船に乗ることになる。
当時のアフリカはほとんどがヨーロッパ諸国の植民地で、前人未到の地域も多く、マーロウにとっては冒険心をかき立てられる旅だったが、実際に行ってみると、象牙の売買という表向きの一方的な原住民からの搾取が行なわれていた。


コッポラ監督の映画『地獄の黙示録』の原案になった作品だそうです。
1902年に出版されたこの作品を最初に読んだのは英米文学の授業で、原文でした。
英語ではかなり難解だったので、いつか日本語で読んでみようと思っていて、やっと読了したのですが………日本語でも難解でした(笑)
(翻訳が古いせいもあるかもしれない)

原題の『Heart of Darkness』とは、『心の闇』とも『暗闇(未開の地)の中心部』とも取れます。
出版当時、一部から非難され始めていた西洋諸国によるアフリカ原住民からの搾取や非人道的扱いを糾弾する作品で、マーロウの船が原住民に襲われて殺し合うシーンなどは、原文の方がかなり残酷です。


★★★☆☆




機会があったら2006年に出版された藤永 茂訳のものも読んでみたいなー。

闇の奥闇の奥
(2006/04)
ジョセフ コンラッド

商品詳細を見る






click me !
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

プロフィール

ゆう

Author:ゆう
「趣味は読書」と言えるほどの数は読んでいませんが、文学作品から官能小説やBLまで、何かを読んでいればシアワセです。
小中学生時代は読書に否定的な両親に隠れてヴェルヌ、シートン、ブラッドベリ、江戸川乱歩、筒井康隆、小松左京、横溝正史、萩尾望都、竹宮恵子らを栄養に育ち、高校生〜30代前半は村上龍、山田詠美、片岡義男、島田荘司、綾辻行人に入れ込み、最近はスタインベック、伊坂幸太郎、有川浩、道尾秀介、三津田信三、桜庭一樹らが気になって仕方ない人生の半ば過ぎ。日頃の出費に対する言い訳は、「本は別腹」。
テキスト専門で自給自足もする同人好き(絵描きさんを崇拝)。
2001年よりカリフォルニア州在住。コミュニティカレッジで勉強中の英語が苦手な学生主婦。日常の子育て、大学、オタクな話題はこちら
コメント、TBはお気軽にどうぞ♪ 承認後に表示されます。


follow manseirandoku at http://twitter.com



カテゴリー

カレンダー

06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

ブログ内検索

2008年1月〜

ゆうさんの読書メーター

今これ読んでます

Book Mark

track back people



あわせて読みたいブログパーツ

  

ブロとも申請フォーム

いろいろ