■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『チェ・ゲバラの遥かな旅』戸井 十月  

チェ・ゲバラの遥かな旅 (集英社文庫)チェ・ゲバラの遥かな旅 (集英社文庫)
(2004/10)
戸井 十月

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内容(「BOOK」データベースより)
フィデル・カストロとともに1959年のキューバ革命を成就させ、20世紀最大のゲリラとして、今なお人々の心に残るチェ・ゲバラ。医学を志した学生時代から、圧政に苦しむ人々のためにゲリラ戦士となり、革命成就後、与えられた地位を拒み、新たな解放を目論み南米・ボリビアで67年に殺害されるまでのノンフィクション・ノベル。殺害された地に立った著者の思いを描く。



大学の歴史の授業で、キューバ危機やキューバ革命の件を読んで、小さな島国ながら常にアメリカに対抗するこの国に興味がわき、夏のブックフェアで平積みになっていた中から手にした本でした。
著者の戸井十月さんとは、戸井さん監督の映画のお仕事を少しさせていただいたことから面識があり、「あれ?戸井さん、こういう本も書いてるんだ」という興味もありました。


内容は、フィデル・カストロとともにキューバ革命を成功させたアルゼンチン人の革命家、エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナの半生。
友達と2人でオートバイによる旅を続け(この旅は映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』になっています)、その果てに辿り着いたのが革命前のバチスタ軍に制圧されたキューバでした。

ゲバラの崇拝者とも言える著者によるこの作品の中では、ゲバラは英雄というよりも、悩み迷い、けれど情熱を持ち続ける人間臭い青年で、たびたび母に宛てた手紙の中では、甘える少年のようです。
また、カストロに対して良いイメージがなかった私にとって(アメリカ寄りの報道ばかり見聞きしていればそうなりますよ)、読んでよかったと思える作品でした。


ところで、巻末にある著者のあとがきで、著者自身がオートバイで南米を旅した時のことが書かれているんですが、これがまた楽しい。
正直なところ、本編よりもあとがき(=著者の実経験)の方がイキイキと書かれている感じです。
戸井さんの文章は、オートバイ雑誌などに掲載された旅の記事やコラムなどしか読んだことがなかったので、単行本でも読んでみたいと思いました。


★★★★☆



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