■ 慢性濫読 ■
ミステリ多めの読書メモ。児童書からラノベ、洋書と何でも読みます
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『ナイチンゲールの沈黙』海堂尊
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東城大学医学部附属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌――網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に以来する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく……。(表紙カバーより)
『チーム・バチスタの栄光』に続く海堂尊の医療ミステリ第2弾。
時制的には一応続きのような形ですが、この作品だけで読んでも大丈夫です。
タイトルの示すように、今回の主役(?)は看護士の浜田小夜。
キーになっているのは小夜の特技というか、特殊な能力とも言える歌声で……というものなんですが、これがなんだかイメージしにくく、現実味に欠けてるせいか作品全体が失速してるように感じられました。
それと、このシリーズの持ち味なのかもしれないけれど、登場人物はもちろん、小道具大道具にまでいちいちあだ名がついていて、その説明や由来などがちょっとくどかったです。
ミステリというより、SF?
好みが分かれるところでしょうね。
せっかく医療ミステリなんだから、劇画タッチでもいいから肝心なところはきっちりと理詰めでやってほしかったです。
期待していただけに残念。
★★★☆☆
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