■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『山魔の如き嗤うもの』三津田 信三  

山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)
(2008/04/21)
三津田 信三

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内容紹介
「山魔に嗤われたら
……終わり」

忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。そのときから惨劇は始まったのだともいえる。村を守る「六地蔵様」にまつわる童唄、まるでそれをなぞるかのように、一人ずつ……。

「しろじぞうさま、のーぼる」
一人目の犠牲者が出た。
「くろうじぞうさま、さーぐる」
二人目の犠牲者──。
「あかじぞうさま、こーもる」
そして……。

山魔が現れた──

『首無の如き祟るもの』に続く刀城言耶シリーズ長編書き下ろし!



昨年の『このミス』にランクインしていた『首無の如き祟るもの』で初めて知った作家さんです(こちらは未読ですが)。
ホラー・ミステリということと、なんといっても同じイラストレーターさんによる一連の表紙が印象的で、早く読みたいと念じていたところ、こちらの日系ブックストア(三省堂コスタメサ店)で発見した本作。

構成的には、前半は伝奇をからめたホラーテイストを強調。
山に囲まれた寒村、古くからの習わし……そんなキーワードだけでもガクガクブルブルワクワクな私には、たまらない作品です。
でも後半は、金山をめぐる血縁者と狭い地域の人々のドロドロとか、見立て殺人とか、密室からの人間の失踪とか、ホラーとして不思議系で曖昧に閉じるのではなく、最後まできっちりトリックあり、どんでんがえしありの理詰めなミステリでした!
嬉しい!
あちこちで評されてることですが、雰囲気的にはまさに横溝正史ワールド。
巻き込まれ型な探偵(本業は作家)が登場する点も、金田一耕助を思い出させます。

文章的には、まだ書きこなれてない雰囲気もありますが、期待大の作家さんです。
文庫化が少ないんですけど、ハードカバーを取り寄せで買ってでも(あ、こちらは海外なので……)、追いかけたくなりますね。

★★★★☆



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