■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている』神永 学  

心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)
(2008/03/25)
神永 学

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内容(「BOOK」データベースより)
学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!?女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場。



かなり以前から気になっていたのに、あまりに売れすぎると読む気をそがれてしまうヘソ曲がりなんです、私。
なので、なかなか手を出せずにいた八雲シリーズですが……。
ある時、書店でめくった『ダ・ヴィンチ』の広告に、河合龍之介クンを発見!
びっくりしてよく見たら、『心霊探偵八雲』のお芝居の広告でした。
で、その日は『ダ・ヴィンチ』を買うつもりだったのに棚に戻し、代わりに『八雲』の文庫を1~3巻まとめ買いしたのでした。

ああ、もっと早く読めばよかった。
いろんな方がレビューに書いてらっしゃるとおり、確かに文章がいまひとつ稚拙な感じで、コミックを読んでいるような感覚になるんですが、それでも純粋に楽しめました。
まず、心霊とはいっても、ちゃんとミステリのトリックや殺人の動機があるのがいいじゃないですか。
事件の発端は幽霊騒ぎでも、突き詰めれば生きた人間が私利私欲や怨恨で起こしたこと。
それを、生まれつき赤い光彩の左目を持つ斉藤八雲と友人の小沢晴香、後藤刑事らが解決してゆく。

八雲の左目は、死者の魂を見ることができる。
でも八雲には見えるだけで、霊媒など特別な力があるわけではなく、見えた死者の姿や声を手がかりに、人間が作ったトリックを半分以上はいやいやながら解いていく。
『心霊探偵』なんて肩書きのタイトルだけど、本人は探偵になったつもりはまったくないんです(4巻までの時点では)。




この、シリーズ第1巻は、プロローグ+3編から成る短編集。
文庫化で加筆された『添付ファイル』と題された短いお話はスピンオフ的サイドストーリーで、この作品のキャラたちを好きになった読者には、嬉しいオマケとなっています。

【開かずの間】
中にあるものを見た者は、誰一人として帰ってこない――不気味な噂が囁かれる、大学キャンパス内の“開かずの間”。
ほんのきもだめしのつもりで訪れた3人に、自殺、行方不明、心神喪失と次々に起こる悲劇の正体とは。

【トンネルの闇】
事故率の高いそのトンネルでは、さまざまな霊現象が目撃されていた。
そして小沢晴香もまた、本人の意思とは関係なく、このトンネルの霊現象と、その裏にある犯罪に巻き込まれてゆく。

【死者からの伝言】
後藤刑事が担当する、火災現場から発見された黒こげの焼死体。
突然アパートを引き払い、行方がわからなくなった晴香の親友。
まったく別の事件が、同じ頃に八雲の元に持ち込まれた。





『トンネルの闇』は、夜中に読んでいて怖すぎて中断しました(笑)
それにしても、八雲のツンツンツンデレぶりがいいですね~。
そんな八雲にいちいち突っかかっていく晴香ちゃんも可愛いです。





★★★★☆




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