■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『ダーク・バイオレッツ』三上 延  

ダーク・バイオレッツ (電撃文庫)ダーク・バイオレッツ (電撃文庫)
(2002/06)
三上 延

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内容(「BOOK」データベースより)
幽霊を見ることのできる「紫の目」を持った高校生・神野明良は、ある朝、幽霊ばかりが乗った謎のバスに乗ってしまう。乗り合わせた少女・御厨柊美と共に辛くも逃げ延びた明良は、神岡町で連続する謎の殺人事件の被害者の顔が、バスの幽霊たちと一致することを知る。同様の事件が戦後まもなく起きていたこと、その事件を明良の祖父と柊美の祖母らが解決したことを知った明良たちは、謎のバスの正体を探り始めるが…。幽霊を見ることのできる「紫の目」を持つ少年明良と、幽霊に触れることのできる「紫の手」を持つ少女柊美の活躍を描くホラーアクション。



死者の魂が見える紫色の右目……って、どこかで読んだような設定……。
(ちなみに『心霊探偵八雲』の方が後発のようです)

え?
でも普通に面白かったですよ!
文章は描写の浅いあっさりしたものだけど、文体はリズミカルだしスムーズだし、同人小説が大好きな私としては、むしろ読みやすいタイプ。

こちらは、『心霊探偵八雲』のような、“きっかけは心霊だけど、真相は人為的トリック”というものでなく、真相も心霊です。
それが怖いかどうかは別として(正直なところ、全然怖くはないのだけど)、キャラたちそれぞれの事情というかバックグラウンドみたいなのも、さらっとだけど、構想に入れて描かれているのがいいですね。
ちょーっとだけ触れられた、明良の祖父・道蔵と柊美の祖母・菊乃の許されない恋路にも興味津々。
ひとつだけ難癖つけるなら、『バス+火炎ビン』という展開は、新宿西口バス放火事件をリアルタイムで知ってる世代としては、若い子たちが読むライトノベルでは使って欲しくなかったです。


まぁ、またしても私の脳内キャライメージよりもイラストの方がはるかに可愛らしかったんですけども、主人公の明良の柊美に対する敬語と、頼もしい行動力にうっかり萌えました。
いいよね、敬語のくせにツンツンしてるキャラ♪

この作品はシリーズになってるそうなので、続きが読みたいな。
古本屋の1ドルコーナーの片隅にずっとあった本なのに、思いがけない収穫(笑)




★★★★☆





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