■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『DIVE!!』森 絵都  

DIVE!!〈上〉 (角川文庫)DIVE!!〈上〉 (角川文庫)
(2006/05/25)
森 絵都

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DIVE!!〈下〉 (角川文庫)DIVE!!〈下〉 (角川文庫)
(2006/05/25)
森 絵都

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内容紹介
オリンピック出場をかけて、少年たちの熱く長い闘いがはじまる! 2008年6月全国公開映画『DIVE!!』原作本。高さ10メートルから時速60キロで飛び込み、技の正確さと美しさを競うダイビング。赤字経営のクラブ存続の条件はなんとオリンピック出場だった!少年たちの長く熱い夏が始まる。第52回小学館児童出版文化賞受賞作。



趣味としてダイビング(飛び込み)クラブに通う坂井知季は、ごく平凡な中学生。
競技としてはそれほど意識したこともなかったが、余計な体脂肪を付けないために、夕飯を軽くしたり、甘い物を控えたりぐらいの努力はしている。
クラブ仲間のリーダー的存在、高校生の富士谷要一の両親は、ともに飛び込みの元オリンピック選手で、父親はクラブのコーチでもある。
サラブレッドと呼ばれる要一以外は、和気あいあいと練習するクラブだったが、経営難から閉鎖が噂されていた。
そこへ現われたのは、アメリカでコーチングを学んだ麻木夏陽子だった。
夏陽子は、クラブを経営するスポーツ用品メーカーの創始者の孫娘で、存続の条件として、このクラブからオリンピック選手を育てると宣言する。
そして知季、要一のライバルとして、伝説のダイバーを祖父にもつ沖津飛沫を津軽の海からスカウトしてくるのだった。




“爽やか青春モノ”、“スポコン児童文学”なんていう先入観があったため、表紙に惹かれて(上の写真ではなく、映画公開に合わせてキャストの俳優さんたちが表紙でした)購入したものの、長い間積まれていました。
うー、激しく後悔!
もっと早く読めばよかった!
児童文学作家ということでなかなか手が出せず、これが初・森絵都だったんですが、心理描写の上手さやテンポのよい展開、ユーモアあふれる会話など、あっという間に引き込まれました。

大体、飛び込み競技なんてTVで真剣に見たこともないし、根っから文系の私には、中高生のスポーツものにはついていけないんじゃないかと心配していましたが、なんのなんの。
体育会系のティーンエイジャーだって、恋愛や親子関係で悩んでたりするんですよね。
そこらへんがしっかり描かれているから、大人でも楽しめたんだと思う。
コーチとしてしか息子に接することができない要一の父や、平気なフリして飛沫を見送る恋人の恭子、知季への想いが空回りするガールフレンドの未羽と、未羽に片想いする知季の弟、他のクラブ員たちの嫉妬や友情……脇役たちも魅力的で、それぞれのエピソードにもせつなくなる。

上下巻全体が4つの章に分かれており、1~3章は知季、飛沫、要一それぞれの物語。
クライマックスを迎える最終章では、手に汗握る試合と同時進行で、知季の弟や恭子らの想いも語られいく。
こんなに読み手を笑顔のまま涙させる作品を、児童文学という枠にくくってしまうのはもったいないと思う。


かつては男性関係が派手だった年上の恋人・恭子に、『男の一人も知らない女よりも、いろんな男を知ってる女に選ばれた方が光栄だ』と言う飛沫にホレる♪





映画もお薦めです!

映画『DIVE!!』





★★★★★







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