■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『カタコンベ』神山 裕右  

カタコンベ (講談社文庫)カタコンベ (講談社文庫)
(2007/08/11)
神山 裕右

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内容(「BOOK」データベースより)
水没するまでのタイムリミットは約5時間。それまでに洞窟に閉じこめられた調査隊を助け出さなければ―。「もう同じ過ちは繰り返さない」。強い決意を秘めたケイブダイバー東馬亮は、単身救助に向かう。大きな闇に包まれた洞窟には、5年前の事件の真相と、殺人犯が潜んでいた。第50回江戸川乱歩賞受賞作。



プロのケイブダイバー(洞窟潜水士)・東馬亮は、5年前に潜った地底湖で、自分が起こしたミスによって恩師の水無月健一郎を亡くしていた。
自責の念は薄まることもないまま月日が流れ、あるとき、新しく発見された鍾乳洞に調査のため入ったアタック隊が、豪雨による崩落で閉じ込められたことを知る。
さらに、そのアタック隊の名簿の中に、水無月健一郎の娘の名を発見したのだった。
レスキュー隊も手をこまねく中、東馬は地底湖が繋がっている可能性にかけて、別の鍾乳洞からの潜入という無謀な試みに出る。
数時間後には地底湖が増水して水没する鍾乳洞、地図のない暗闇の迷路、洞窟内で見つけた白骨化した他殺体……。




厳しいレビューもあるようですが、私にとってはものすごくものすごく楽しめた作品でした!!
ミステリ要素は30%ぐらいかな?
あとは手に汗握るアドベンチャー。
子供の頃に読んだヴェルヌの『地底探検』を思い出しました。
しかも、地底湖に潜るんですよ!!

きっと人間誰しも、“怖いもの見たさ”ってあると思う。
ミステリにしろホラーにしろ、目が離せなかったり、背筋が凍るほど怖かったり、っていうのは、自分の弱点を突いてくる作品なんじゃないかな。
私の場合は何が怖いって、まず洞窟や深くて大きな穴。
それから、古くて大きな家、海底(というか、深い水中)。
深い森や険しい山も怖いです。
ほら、なんか共通点がありますよね。
だから平積みでこの表紙と、地下墓地というタイトルを見ただけで、「こりゃヤバそうだなぁ」と即買いしたわけです。


著者はケイビングの経験がないそうで、この作品、本格的にケイビングをやった経験のある人にとっては、奇妙なシーンがたくさんあるとのこと。
でも、真っ暗闇の、湿ったカビ臭い土の匂いと、岩の感触ばかりの洞窟の描写が、息が詰まるほどのしかかってきます。
地底湖に潜るシーンなんて!!
ものすごい閉塞感と恐怖です!
(そんなの、私だけ?)

また、昔に起きた洞窟内の“密室殺人”で、後半はミステリ仕立てになってます。
著者のデビュー作とのことですが、他の方がおっしゃるほど気になる文章ではなかったし、史上最年少の江戸川乱歩賞受賞は評価されていいと思う。

今後に期待したい作家さんです。





★★★★★





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