■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『骸の爪』道尾 秀介  

骸(むくろ)の爪 (GENTOSHA NOVELS)骸(むくろ)の爪 (GENTOSHA NOVELS)
(2008/10)
道尾 秀介

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内容(「BOOK」データベースより)
ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たのは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で頭から血を流す仏像。しかも翌日には、仏師の一人が消えていた。道尾は、霊現象探求家の友人・真備と、真備の助手・凛との三人で瑞祥房を再訪。数日後、さらに仏師が一人、工房の天井に血痕を残して消える。「二人はもう生きていない」と呟く先代房主。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とは?それは呪われた仏像と、どんな関係が。



デビュー作『背の眼』に続く、真備&道尾シリーズの第2弾。
心霊現象(?)が次々と起こるホラー色の強い作品ですが、人為的なトリックや怪現象の真相など、前作よりももっと本格ミステリな仕上がりです。
(内容についてこれ以上書くとネタバレになりそうなのでやめておきますが)

仏像や仏教に関するわからない用語も多々出てくるものの、工房の人が道尾くんに説明する、という形で解説されているので、“置き去り”にされることもありません。
というか、仏像が作られる工程など、雑学的に興味深かったです。
“同音異義”があちこちに見られるのも新鮮。
真備と道尾くんのコンビもますます面白くなってきたし、真備の助手・凛もいい雰囲気を添えてますね。

閉鎖的土地や伝承、見立て、血縁、怨恨などのモチーフは、どことなく横溝正史を連想させ、シリーズ前作よりも楽しめました。




★★★★☆






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