■ 慢性濫読 ■

最近めっきり物忘れがひどいので、簡単な読書メモです。ミステリ多め

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『贖罪』湊 かなえ  


贖罪 (ミステリ・フロンティア)贖罪 (ミステリ・フロンティア)
(2009/06/11)
湊 かなえ

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内容(「BOOK」データベースより)
取り柄と言えるのはきれいな空気、夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに投げつけられた激情の言葉が、彼女たちの運命を大きく狂わせることになる―これで約束は、果たせたことになるのでしょうか?衝撃のベストセラー『告白』の著者が、悲劇の連鎖の中で「罪」と「贖罪」の意味を問う、迫真の連作ミステリ。本屋大賞受賞後第一作。




甘い香りまで漂ってきそうな、美味しそうで可愛らしいベリーいっぱいの表紙ですが、中身は鳥肌が立つような殺人事件とドロドロした湊かなえ節です。

5人で遊んでいた少女たちに、「ちょっと手を貸して欲しい」と声をかけてきた見知らぬ男。
たまたま指名された背の高い少女が、人目につかないプールの更衣室で殺されてしまう。
一緒に遊んでいた他の4人は犯人逮捕を願うが、どうしてもその男の顔が思い出せず、後悔と自責を抱えたまま大人になってゆく。

と、重すぎるトラウマも痛々しいのだけど、「どこそこの誰々ちゃんが……」的な会話がごくごく当たり前な『穏やかな田舎町』という設定も怖いです。


それにしても、体の成長の個人差が目立つ小学校5~6年生の年頃の女の子って、危ういんだよなぁ。
公園で友達と遊んでても大柄な子は変態野郎に目を付けられやすいみたいで。
帰り道をつけられたりとか、いやらしい言葉をかけられたりとかいろいろあったんで、当時の自分の腹立たしさが蘇ったりしてなおさらゾッとする話でした。

体は大人になりかかっていてもまだまだ子供なので、突き刺すような大人の言葉による呪縛も、この作品の怖さでした。



★★★★★



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